クラウドコンピューティングは、インターネット上のコンピューターサービスであり、インターネットを通じてソフトウェア利用したり、インターネット上のプラットフォームを利用しながらソフトウェアを開発したり、或いは、仮想化技術を利用してサーバー等のサービスを利用することをいいます。
これらのクラウドコンピューティングを大別すると、IaaS、PaaS、SaaSの3つのサービスに分類されます。

IaaSとは

IaaSとはInfrastructure as a Serviceの略称で、システムを構成するためのサービスをインターネットを通じて提供されるサービスです。具体的には、仮装技術を利用して、CPU、ストレージ、OS、ミドルウェアをインターネットを通じて提供されます。この場合、ユーザーは、自前でストレージやサーバーを持たなくても、IaaSを利用して、好きなときに好きな分だけのストレージを使ったり、使いたいOSやミドルウェアを利用することができます。支払いについても、課金方法としては、ユーザーが利用した容量やCPU時間に応じて請求されるという仕組みです。

PaaSとは

PaaSとはPlatform as a Serviceの略称で、こちらは後述しますが、同じクラウドコンピューティングのSaaSでのソフトウェアを開発するためのインターネット上の開発環境ということができます。もう少し掘り下げると、インターネット上で動作をするアプリケーションなどのソフトウェアを開発する場合に提供されるプラットフォームであるということです。PaaSについては、米PivotalのJames Watters副社長は「アプリケーションから見ればPaaSはOSそのもの。つまりPaaSはクラウドOSです」と言っているように、通常ソフトェアなどの開発は、クライアントPCなどで開発をされていましたが、PaaSはインターネット上において提供されているソフトウェアなどの開発環境であるという言い方が最も相応しいと思われます。具体的には、マイクロソフト社の「Microsoft AZURE」代表的なPaaSです。

SaaSとは何か

SaaSはSoftware as a Serviceの略称で、インターネット上に開発されたソフトウェアをインターネットを通じて利用できるサービスのことをいいます。したがって、ユーザーはインターネットの接続できる環境であれば、インターネットを通じてソフトウェアのサービスを利用できるというものです。一番わかりやすい例をあげると、Googleの提供するGmailやGoogle Calendarなどは無料のSaaSということが言えます。これらは、基本的にはクライアントPC内で処理されるのではなく、インターネットを通じてインターネット上のソフトウェアを利用し、データーもそのサービスを提供しているサーバーに原則保存されるというものです。法人としての利用法も同様で、利用時間や利用人数で課金される仕組みです。
以上のクラウドコンピューティングの概要をご説明しましたが、セキュリティ的にインターネット上にあるサービスですから、危険ではないということは一概には言えず、セキュリティの面がクラウドコンピューティングに置いては大きな課題の一つです。したがって、これらのサービスを導入する場合には、コストももちろんですが、セキュリティ的にサービスを提供する側がどのような対応をするのかということもきちんと把握しておくことがとても大事です。